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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-02
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SMPOptLevel

この属性は、使用される同期プリミティブの数を制御するために使用します。実行するトランザクションに対して単一のストリームしか存在しないときには、同期プリミティブの数が増えるほど個々のリクエストのレスポンス時間は増大します。一方、マルチプロセッサ・マシン上で複数のトランザクションが実行されているときには、システムの同時実行性を高めるために、同期プリミティブの数を増やすことによってスループットが向上します。

指定できる値は0または1です。デフォルト値は、CPUが1つのマシンでは0、CPUが2つ以上あるマシンでは1です。値0は同期プリミティブの使用が最小限であることを示します。

設定

SMPOptLevelは次のように設定します。

CまたはJavaプログラム
、あるいはUNIX ODBC.INIファイル
SMPOptLevel
0: 単一プロセッサのマシンで動作するアプリケーション、およびデータベース集中型の接続が最大1つで、マルチプロセッサ・マシンで動作するアプリケーションではこの値を使用します。
1: データベース集中型の接続が2つ以上あり、マルチプロセッサ・マシンで動作するアプリケーションではこの値を使用します。
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ
「SMP Optimization Level」フィールド
0: 単一プロセッサのマシンで動作するアプリケーション、およびデータベース集中型の接続が最大1つで、マルチプロセッサ・マシンで動作するアプリケーションではこの値を使用します。
1: データベース集中型の接続が2つ以上あり、マルチプロセッサ・マシンで動作するアプリケーションではこの値を使用します。

注意: ユニプロセッサ・マシンでこの属性を1に設定した場合、パフォーマンスが低下することがあります。パフォーマンスを測定して、アプリケーションに適した値を見つける必要があります。